怖いもの
夜、
公園横の、ほとんど人通りのない道を歩いていたら、
目の前の、見通しの悪いT字路から、
気味の悪いうめき声を上げていきなり、
巨大なクレーン車が、こっちに曲がってきて怖かった。
いや、怖かったといっても、
轢かれそうになったから、とか、そういうことじゃなくて、
純粋に襲いかかられそうで怖かったのだった。
もしかしたら”怖い”の生涯ベスト7・第3位に入るかもしれない。
第2位は、どこかの寺で見た、
ぽっかり顔が欠けて空洞になっている仏像。
第1位は、昔、ボーイ・スカウト222団のキャンプで、
山にテントを張ってその疲れで熟睡してたところ、
突然、夜中に叩き起こされて、
「強盗殺人で指名手配中の犯人が、
この山に逃げ込んだらしい」と、
これまた藪から棒に報告されたこと。
まぁ若い隊長以下、まだ学生だった?リーダーたちの、
大がかり&バカやろうなドッキリ企画だった(よう?なんだ)けど、
街灯もない所に住んだことなどない小学生には結構応えて、
テントに戻ってからはガタガタ震えて寝た。
アレがいまだに第1位ですね。
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