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2006.05.25

エルンスト・バルラハ・レトロスペクティヴ

まず、個人的にはバルラハじゃなく、
バルラッハなのだった。
「死都ブリュージュ」の、
ジョルジュ・ローデンバッハと同じように。

Monogoionna

顔を伏せた物乞い女の、
懸命に差し出された手。

あるいはレリーフに浮き彫りにされた、
存在感のある大きな手。

手。手。手。手。

5年後、魂は軽やかに浮遊して、
漂う人となり、

しかしそのまた2年後。
背中に鋭い鎌を負った、
復讐者がやってくる。

半ば確信を抱いていた通りの、
胸に余るような回顧展だった。
東京は日曜まで。

Barlach_2

歓喜とは世界の意味であり目的であり本質である。

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