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2007.05.25

14歳@廣末哲万

映画の中に漂う空気で、
ああいう世界にいたってことを、
まざまざと思い出したのだった。
いや、「自分もかつて14歳だった」なんて、
唐変木なことが言いたいんじゃなくて、
やるかやられるか、みたいな、
奇妙に張力の高い、殺伐とした世界。
そんな場所のことを、
皮膚感のような実感を持って思い出した。

自分の殺伐好きが何に起因してるのかってことも、
実はわかってるのだった。
恐らく、自分が殺伐としてないからだろう。
おためごかしや棒読みを拒絶すれば、
それは当然殺伐となる。
人間はそもそもが“糞”ってことを前提にして、
約束事を組み立てた方が、
楽な世の中になると思うんだけどね。

大人の出演者の力にも、
ちょっと驚いたのだった。特に並木愛枝。
きっとその筋の人には、
嗜虐性をそそってやまないであろう、
あのオドオドした、いかにも精神的にアブナげな雰囲気は、
圧巻すぎて、何だあれはという感じ。
俳優というものの見方を、代えなければいけないと、
思った。すみません、舐めてました。
そりゃいぢめられるだろうよの説得力が凄い。

ともあれ、
安全パイに寝首をかかれたり、
これ以上追いつめたら暴発するぜ寸前でドキドキしたり、
身も蓋もない言葉がある日を境に人を壊したり、
(エピソードに余裕があれば、「気持ち悪い」と言われた、
美人の女の子が突如どうにかなるのも見たかった)、の、
世界は物凄く馴染みが深かったのだった。
なるほど。今はどこもかしこもがスラム化したのね。

それに、
スラムを「シーサイド」などと呼ぶな、ってことだよな。

14sai

珍しく行ける気満々だったのに、
夜練は中止。

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