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2007.08.02

アントニオーニ

といえば、自分の中では唯2名。

1人は天才と呼ばれ、バッジオが出てくるまでの、
イタリアの中盤に君臨、それゆえにワールド・カップでは、
ベアルゾットが使うのを思いっ切り渋ったジャンカルロ。
で、もう1人が、先月の30日にお亡くなりになった、
こちらも天才、ミケランジェロ御大である。

94才だったというから、
マノエル・デ・オリヴェイラみたいな怪物は別にして、
まぁ寿命をマットウしたとも言えるんだけど、
この御大、個人的には映画との縁に、
なくてはならなかった人で、
早い話が、中坊の頃、深夜映画で彼の作品を見て、
映画というものにハマっていったのだった。

その作品「欲望」は、そもそも、
ジェフ・ベックとジミー・ペイジが共演した、
ヤードバーズの演奏シーンがある
(「トレイン・ケプト・ア・ローリン」ならぬ「ストロール・オン」!)
ってただそれだけの動機で見たものなんだけど、
そしてそのシーンは、ずいぶん最後の方だったにもかかわらず、
十分満足のいく期待通りのものだったんだけど、
それをはるかに上回る、そこまでの映画の内容の、
あまりのワケわからなさに、
新しい学校に上がってまだHを覚えたばかりの、
ケツの青いガキは、それこそ興奮の坩堝に陥ったワケだ。
以来、「好きな映画はどんな?」と聞かれると、
「ワケわからない映画」と答えるようになったし。

「欲望」は、実はハービー・ハンコックが音楽監督で、
大人になってから買ったサントラでは、
ヤードバーズ以外にも“クール”なナンバーが、
いっぱい入ってて驚いたのだけど、
有名な「砂丘」で、ピンク・フロイドなどを思いっ切り持ってきたり、
「ある女の存在証明」では、
何とジョン・フォックスまで出てきてぶっ飛んだり、
リンチ家のデイヴィッドさんとはまた違う意味で、
音楽的嗅覚の優れた、センスのいい監督だったと思う。

まぁ映画的には、朝日の夕刊、だったけか、
ベルイマンと並べての中条省平氏の極め付けのが載ってたので、
そうゆうのを見てください。笑。

生まれはフェラーラで、ローマに死す。

Blow_up

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