コントロール
シーズ・ロスト・コントロール。癲癇の歌。
まぁ、フローベールもドストエフスキーも、
ディックも癲癇だったわけだけど。
さて、
アントン・コービンの写真てのは、よく見てるわけだ。確かに。
ビデオクリップも同様。
で、「コントロール」だ。
もし、自分が若い女の子だったら、
ハマってた可能性はある。
モノクロの画面は常にフォトジェニックで、淡々としている。
つまりクールだ。
ハマってたかもしれない。ロマンチックな女の子だったら。
淡々とし過ぎてる気もする。
原作となった本が、だけでなく、
エンド・ロールのCo-Produce(だったか?)にも、
カーティス夫人の名前が出てきて、
だから淡々の上に淡々が重なって?
生々しい交接シーン、グルーピーやドープの狂乱、
妻と愛人の泥沼な修羅場、バンド・メンバーとの諍い、
そして吊り身のブラブラ…等は、緻密に除けられ、
イアンはむしろスタイリッシュに、傷だらけの天使に映され、
それゆえ感情移入はしやすく、イコンが破壊されることもなく、
若い女の子ならなおさらだと思う。
いい悪いの評価は別にして、
まぁそういう映画ではあった。
ただ自分の横に座ってた30代女性陣は、
「出てくる女優がみんなキレイじゃなかった」と、
上映後の階段で言い合ってたけど。苦笑。
イアン・カーティスが、
若かりし頃ボウイやロキシーを聞いてたってことと、
日常的にコミュニケーションの必要な、
職安(ハロー・ワーク)の窓口に勤めてたってこと、
それと(マンチェスター)シティのサポーターだったってことは、
初めて知った。ベースはカミさんの本だから、
恐らく間違いはないのだろう。
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