再転倒
朝はどよーんとしていた。
終了後もどよーんとしていた。
ゲーム前とゲーム中だけ、
ガンガンに太陽が照っていた。
確かに試合前のミーティングは、
あったようななかったような。
ほぼ今日は不戦勝だと思っていたので。
しかしながら選手に弛みがあったかというと、
それはなかったな。
いつもと同じ雰囲気のアップだった。
実際、現時点のほぼベスト・メンバー
(強いていえばFWなんだけど、じゃあ、
10番をどこで使う?という話になる。
14番は未だ無得点のプレッシャーを、
はねのけていない)で臨んだ前半は、
自分たちでも信じられないぐらいに、
気狂いじみた出来。開始後3分の、
10番シュートに始まって、7分には、
9番も続く。いつの間にか敵になった、
向こうの41番(阪)も驚いたことだろう。
で、11分にはエースのループ炸裂。
続いて、20分に挨拶した5番が、
35分、エースのシュートバウンドに、
脱兎のごとく飛び込みボレーで合わせた。
ここまでは文句なし。…だったのだけど。
10番がスルーすれば、さらに確実に取れた3点目が、
取れなかったというのと、
左の鎖が不用意に切れて、あまりに無駄に呆気なく、
失点してしまったというのと、
どっちの方がよりマズかったのかはわからない。
ただ決定的なミスが2つ続いたというわけだ。
1つでもたぶんヤバイのに、
2つは見逃してもらえなかった。
後半4分。早々にCKから失点。
これで同点。取られる時間は最悪。
それでも19分のエースGK足当てや、
14番のGK1対1など決定機は、
全然ないわけじゃなかった。
それらが外れていったところで、
敗戦の可能性が事実に段々固まっていく。
そして逆転弾が来ていた。
それにしても後半は、
前半と全く違うチームになっていた。
こっちも、向こうも。
悪事の発覚によるリズムの急激な失調と、
失うもののない開き直りによる力の復権と。
怖いねぇ、フットボール。
別のところで2-0の魔、みたいなことを書いたけど、
そんなもんじゃなかったね。
調子よく走り出した自転車が、
調子いいだけに回転数がぐんぐん上がり、
そこで不意にチェーンが外れて大惨事…みたいな、
自損事故だったと思う。
試合後、監督、代表、運営、会計と、
競技場の一室にて会議(3時まで)。
…といっても、敗戦についてじゃなく議題は別。
その後、佐川東京時代よく寄っていたという、
思い出のファミレスにて遅い昼。
…を取ろうとしたら5番と9番が会議中だった。笑。
まぁ相当キツくなったことは否定しないけど、
まだ可能性が0になったわけじゃないんで。
社会人1部リーグ第9節(正確には第4節)
東京ベイFC 2-3 プログレッソ東京
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