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2010.04.30

ソウルパワー

「キンシャサの奇跡」として名高い、
アリ対フォアマン戦に先がけて行われた、
あの“ザイール’74”コンサートのドキュメンタリー、
なわけだけど、すでに絵ヅラは見たことあるような…

本作監督さん(ジェフリー・レヴィ=ヒント)が編集担当の、
「モハメド・アリ かけがえのない日々」、
(JB、B.B.キングのステージはすでに登場する)
はもちろん、ボクシング好きなんで公開当時見たし、
ファニアの同コンサートの映像だって、
Pヴァインあたりから出てたような…(確か’92とか’93年?、
「アワ・ラテン・シング」などと連続リリースだったような…
すまん、いつものうろ覚えだ、苦笑)

…てまぁ見始めは、
そのようにクールな?、笑、入りだったんだけど。
1曲目の「ソウル・パワー」がまーキレのいいことキレのいいこと。
JB’Sもフレッド(・ウェズリー)の名前が冠されていて、
思わず兄さん(ブーツィ)の姿を探しちまいましたよ。笑。
(もっとも’73年には当然、コリンズ兄弟はもういないんだけど)
そういやスピナーズも同行してるしなあ。
…と目を見張ってたら、いきなりセリア(・クルース)どアップに、
ジョニー・パチェーコを始めファニアのメンツがどやどや。
見ててだんだんコーフンしてくる。笑。

もちろん、この時代ならではのユナイト感が、
やたら楽観的に全編を覆ってるし、
何より各出演者ほぼ1曲ずつ、しかも完奏なし、という、
短尺ゆえの致命的欠点も、そりゃあるにはあるんだけど、
それを跳ね返す見どころ満載感。

中でも、驚くほど若いミリアム・マケイバはもとより、
フランコのOKジャズと、
ダブー・レイ・ロシュローのアフリザ・インテルナシオナル、
地元2大巨頭のステージ(のさわり)を、
見られるのが一番のうをををー、か。
そのほか子供たちの中でソプラノ吹きまくるマヌ・ディバンゴや、
街角で演奏しているリンガラ系バンドのサウンドもいい感じだし、
ニッキー・マレーロやらレイ・バレット、
ロベルト・ロエーナらファニアのリズム隊が街に出て、
アフリカの皆さんとパーカスで音合わせしまくるのも見モノ。

いや、セット・リスト見ると、
1日目には何とザイコ・ランガ・ランガが出てるし(見てえよー)、
(ファニアの連中が「Viva la Musica!」と叫ぶのを聞いて、
それをまんま自分たちのバンド名にしたという有名な逸話の、
パパ・ウェンバが映像に出てきたり…とかないか。笑)、
ポインター・シスターズも結構長くステージに立ってるし(11曲)、
それより映画のステージでは、主にコロ姿でしか見られない、
エクトル(・ラボー)が「ミ・ゲンテ」歌ってるし、
最強JB’Sに近いメンバーでの、
ヒゲJBのヒット・メドレーも浴びたいし、

…となってくると、やっぱり、
ダイジェスト仕様なんかにしないで、
全部やってくれ(撮ったもん全部出せ)
となるのは、ま人情というもので。
つか、
パーカー(チャーリー・)だってロバート・ジョンソンだって、
ジミ・ヘンだってそりゃ生で見たかったけどね。
でも何が一番見たかったと言われりゃ、
“ザイール’74”の3日間をおいては、
他になかろうってものなんで。

見終わった後は疲れた。
ダイジェストで疲れるってのもそうはない。笑。

Soulpower

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