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2010.08.03

ボローニャの夕暮れ

迫害される父娘の物語、らしく、
最後はおんおん泣かされることを、
予想(期待?)して見てた映画だったけど、
あまりに驚愕のラストに、
思わず口ポカンになってしまった。
「え?これで終わりなの?」

予想を覆されたという意味では、
その内容からしてそんな感じ。
いかにもイタリア~ンな軽めの出だしからは、
とても及びもつかないような、
ヘヴィさ、これでもかこれでもかの内容。
(殺し、メンヘラ、いじめ、母娘のドロドロ、
村八分、戦争、不義、戦犯私刑…って、
昼ドラかよって展開だな。笑)
ひとつひとつのエピソードを、
いったいどこに着地させるのか、
皆目見当もつかず、
これぞまさにジェットコースター・ムービーと、
言ってもいいスリルだった。
それがまた非常に地味な調子で、
むしろ淡々と、重厚に進んで行くのだけど。
淡々と重厚に進むジェットコースター・ムービー。
語意不明。

原題は確か、
「ジョヴァンナの父」とか何とかなはずなので、
まぁいいんだけど、
「ボローニャの夕暮れ」って話ではない。笑。
で、そこがすっごく良かった。

あと、個人的には
壊れた人間の演技を、
できるかできないかが大きいので、
若い女優さんのアルバ・ロルヴァケル。
娘のあやうい不安定さが、
実にうまくにじみ出ていて感心した。
あんな子がいたら絶対そばには近づかない。
だって扱い難し過ぎるもん。

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