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2010.08.18

18才未満入場禁

あんまり書かない方がいいような気もするんだけど、
舞踏家監督さんの長編第2作というのを見る。
監督さんは、団塊世代の1、2年上って年の人なんだけど、
何というか、その作品は非常に相性が合わなかった。
宣伝文句に煽られて期待して行っただけによけいに。

チラシに書かれてたあらすじを簡単にまとめると↓。

仏・南ノルマンディに住む日本人舞踏家のもとへ、
今年も東京から妻と娘のマユがやって来た。
入れ替わるように彼と同棲する愛人はNYへと旅立つ。
4人の関係は至って穏やか、光と緑に包まれた、
“夏の家族”たちの平穏な日々が続く。
ただ、不思議なことは、そうした間にも、
おしゃまで快活なマユの声はすれども、
一度としてその姿を見せないことだ…

ね、結構興味をそそられるのは無理ないでしょ?
…で、期待したんだけど。

まず、俳優は監督さん本人を含め、
プロ?といった感じで、演技はぬいぐるみ的だし、
セリフは棒読みだし、最初、何か意図がある?と、
思ったのだけれど、どうもそういうことではないらしい。
英語や仏語の中途半端な挿入も鬱陶しいし、
こういう白人=世界、みたいな感性は、
世代的にズレてるにしても程がある、
という気分にさせられる。
いや、わざとそうしてるんならいいんだけど、
何かそんな決定的な古さの部分を、
まったく気にも留めてない風で、
そこんところで最初につかえてしまう。

あくびが出そうになるのをガマンして先へ。
唐突に、18才未満お断りのシーンが始まる。

ここ、たぶん見せどころ、
と言ったらちょっと違うかもしれないので、
挑発どころ、ではあると思うんだけど、
愛人役さんのフェラが丁寧だな、と思った程度だった。
つか、こういうのってもう、
「挑発」にはなり得ないよねぇ。
ネットでちょちょっと検索すりゃ、
この手の映像なんて幾らでも見られるのが、
今の現実なんだから。
それでいて上映時には何かと、
問題を引き起こすだろうから、ヘタすりゃ、
上映中止に持ってかれる恐れもあるのは意味がない。
というか、セックス描写はともかく、
このシーンでモロにこだわる意味もわからない。
それでいて、もう少し見たいなと思う、
ダンスのシーンはぶつ切られ状態だったりする。
うーん。
Hなシーンが退屈だなんて、
もしかして自分の方がヤバイのかも。笑。
あと蛇足ながら、劇中人物に「理論を語らせる」のも、
よっぽどの意図でない限り個人的にはノー・グッドっす。

どんなC級作でも、途中で席を立ちたい、なんてことは、
めったにないんだけど、どうにか終盤へ。

“狂気”の表現なんでしょうか?
でもそれだったら、
ライヴァルとなるイカレた「表現」なんていっぱいあるから、
もっともっとここに総力を結集すべきだったのでは?
こちらは見ていて“虚仮威し”という単語が、
脳裏をチラリと…(すんません)。
姿の見えなかった女の子は○○○?
どうどらえたらいいのかと。笑。

まぁ、やっぱり相性が悪かったってことなんだろうけど、
それにしても、これに「衝撃を受けた」とか、
「恐るべき大傑作」とかはないと思う。
大丈夫か?ってレヴェル。
逆に、他人に見せるレヴェルなのか?とすら思ったり。

どうせならウソじゃない「静かな狂気」が見たかった。
監督さん同郷なんだよねぇ。残念。
というか人生いろいろ。←便利な逃げの言葉。笑。

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