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2011.02.13

屈託

屈託、というのは、
色川さんの小説に出てくる言葉で知った。
文章を読んでいて、
腑に落ちる感じがした。
そっか、それだったのか…

球蹴りは、気力が満ちてないと、
確実にやられる。
ヘタ打つとケガさえしてしまう。
心のどこかに弱気をのぞかせていると、
100パーだめな結果になる競技なのだ。

今日は晴れ。
いったん欠で出してたのに、
数日前に人数が足りないからと、
再度出場を誘われてた大会の試合。
ひと言で言うとサボった。
自分でも変だと思うのだけれど、
気力に欠けてるのだった。
こんな状態で行っても、
十中八九使い物にならないだろう。
前はそれでもなお行きたい気持ちが、
まさったんだけど、今は気持ちがもう、
戦う前から負けている。

今日は晴れ。
午前中はぼんやりしていて、
あっという間に2時を過ぎ、
陽のあるうちにと慌てて公園へ。
最低限、走っておかないと、
走れなくなるって強迫観念がある。
そうは言っても、毎日きっちり、
トレーニングしてるわけじゃないから、
たまに走りにいったって、
何の意味もないことも知ってる。
アリバイなだけ。自分に対する。
実際に試合に行き、
自分で許せない結果になるのを恐れてるんだろう。
それ以上に、うまく動けない自分と、
正面から向き合うことに。

近くに住んでいて、よく会える人は、
翌日もまた簡単に会うことができる。
持てる人は、余裕を持っていることで、
そこからさらに剰余が膨らむシステム。
公園やそれを報告する電子の空間には、
ゆったりとした顔の男と女が溢れていて、
もちろんそれがリアルじゃないことは、
わかっているうえで、
毎度のたった3周を走った。
走ってる人にポロポロ、
後ろから追い抜かれていく。抜く人はいない。
2周でへばってくる。
たまたま1週間に1度走ってるだけだから。
今日やらなければならない仕事は、
何にも進んでない。
そっか。
幸せな男女は勝手に幸せやってな。
勝手に血の涙を流しながら走り続ける。
笑ったような呆けた顔で。

若い時はスミスなんて聴きもしなかったのに、
そういや「I Know It's Over」って曲があったっけか。
頭に泥が落ちてくると訴える歌…

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