« ジョセフ・クーデルカ プラハ1968 | Main | 鴨なまいはうす »

2011.07.22

コッパ 12

準決2題。

ウルグアイ 2-0 ペルー

スアレスのキチガイみたいな熱さ、
ウルトラな凄さを十二分に堪能できるゲームでした。
…とそれだけでなく、この大会のウルの、
文字通りベスト・ゲームといってもいい試合だったと思う。
まだ2試合あるけど。笑。

というのも、前半終了近くの、
単なる時間稼ぎみたいなこと以上の、
とことん勝ちにこだわっている姿勢にまずしびれ、
そして、フォルランのキレイなミドルで始まった、
あの先制点も凄かったけど、
続けて間髪入れずに心臓をブッ刺したカウンター
チロケのドリからボールを奪っての速攻に、
何というか、美の神を見たね。
取った時間も申し分ないし、
アレはもう奇跡のコントロール・カウンターだと。
頭脳的フットボールの1つの極であると鳥肌立った。

ペルーは後半23分、
ヴァルガスの報復性ヒジ打ちで終了。
終了間際にゲレーロ、かなり粘ってたんだけど、
顔から言うと意外に良GK、笑、ムスレラの、
好守にあってちょっとの運も分けてもらえず。

パラグアイ 0-0 ヴェネズエラ(PK5-3)

ヴェネズエラは今大会一番のダークホースで、
けっこういいチームだったことに驚いてたわけだけど、
今日もセット・プレーなどは、
いろいろ練習してきたんだなーというようなパターン多し。
一方のパラはブラジルとの120分勝負の後遺症か、
押し上げ遅く、後半勝負って雰囲気だったな。

もっとも後半に入ってからも膠着状態続。
パラは勝負どころか、
代わって入ったエスティガリビアは上がらないし、
ヴァリオスは何回目測誤ってんだよ、だったし、
ロケは出てきて7分で筋肉やっちゃったし、
(ヴァルデスを代えた采配は完全に謎)
試合をやってるのがやっとの状態だった。

それでも点を取られないというのがパラなんだよねー。
個人的には仏W杯時のフランスとの戦いが、
忘れられないんだけど、
(延長負けのやつ。ガマラ、アジャラがまだ20代の頃だよ、
フランシスコ・アルセーがいて、GKはチラベルで。懐)
延長前半もマルドナードのシュートが、
ポストに救われてヴィジャール苦笑い、なんて、
シーンがあったり、
アランゴの美しいFKが再びポスト直撃だったり。
(アランゴは延長後半14分のクロスも凄かった)
逆に言うとヴェネズエラは完全にフラグだよね。

そしてPKは誰も外さない、と。笑。
パラの戦いはずーっと、
あの仏W杯の前からも一貫していて、
「自分たちの戦いを貫いて」みたいなことを、
よく日本の選手も軽く口にするけど、
本当の「自分たちの戦いを貫く」ってことは、
そういうことなんだよね。
そこまで貫けば、もう勝ちだ負けだは、
純粋に結果でしかない。選手たちは、
自分たちのフットボールを淡々と遂行するのみ。
前W杯で日本がPK負けしたのも、
アレは日本が勝てたかもしれない試合なんかではなく、
実は彼らの術中ど真ん中にあったことが、
よく理解できるんじゃないだろか。こういう試合を見ると。

最後、少し荒れた終わりになって、
それもいかにも南米ならでは、で楽しかった。笑。

|

« ジョセフ・クーデルカ プラハ1968 | Main | 鴨なまいはうす »

Futbol」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15384/52350821

Listed below are links to weblogs that reference コッパ 12:

« ジョセフ・クーデルカ プラハ1968 | Main | 鴨なまいはうす »