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2011.09.13

黄身のない卵

Y初監督作品。

かなり評判は取ったらしいが、
評判の大半は作りの安っぽくなさで、
そこにそれ以上の意味はない。
本人たちはわかってるけど。
ただ、人に見せるために、
最低限の完成度にまでは仕上げるという、
この年代に求めるのはハードルが高い感覚に、
気がついたことは素晴らしい。
そここそが出発点だから。

まぁ限りなく“製作委員会方式”っぽい出来に、
個人的には正直微妙なんだけど、
Yの「話し合い」的な作り方は聞いてるし、
その意味では非は1人にあるわけじゃない。
…なんて書くと、
あたかも相当な失敗作みたいだけど、笑、
あくまで同年代の評価は頭抜けて人気が高く、
実際、映画的にも、ストーリー的にも、
面白くなりそうな場面(最初の屋上、
事件があらかた解決してからのアクション、
別案あったラスト等)がいくつかあった。

言ってみれば、予算や時間を始め、
そういう、思い通りにならないという経験の、
積み重ねなんだよね、映画ってのは。
けっこう型のある、
芸術なのだった。

Kiminasi
開館直後。この後補助席をいくつも出すほどの超満員状態に。

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