リオの詩人
今回(第7回)のブラジル映画祭の、
個人的には目玉の1つだった、
「ノエル・ホーザ~リオの詩人」、
無事、チェック終了。
ま、向こうのヴィデオとかを丹念に追ってれば、
(映画は「Noel Poeta da Vila」もあるし)
ノエル・ホーザものはけっこう出てるんだろうけど、
いやー、よかったっすよー、やっぱ。
125分、見る前は、このところ寝不足だから、
起きてられっかなー、などと思ってたけど、
あっという間だった。
特に、わざわざモーホへ赴いての、
カルトーラとの交流のくだりや、
仁義なきウィルソン・バチスタ!との、
サンバ曲作り斬り合い対決のことが、
ちゃんと再現されてるのも嬉しかったっす。
ノエルの、強いヴィラ・イザベル愛も感じたし。
つか、ノエルってホントに、
フランス語のノエル綴りなんだね、って今さらかよ。
それから出演者が豪華だし、
過去のフッテージも貴重な映像多いし。
覚えてる顔だけでも、カエターノに始まって、
ゼッカ・パゴヂーニョやシコ・ブアルキ、
ちょっと出だったけどパウリーニョ御大に、
マルチーニョ・ダ・ヴィラ、
モナルコ@ポルテーラもしっかり出てたし、
イヴァン・リンス、ジョアン・ボスコ、
ショーロのエンリッキ・カゼス、
それに演奏シーンずっとの、
美しい声が気持ちいいゼ・ヘナート、
そしてアラーシーと、イズマエール・シルヴァの、
2大レア映像のハイライトも!
イズマエール・シルヴァの声の深みには泣いた。
館内も超満員で、終了時拍手が湧いたし、
堪能しましたぜい。
ブラジウ好きは必見、なんて当たり前なことを。
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