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2012.02.25

生きてるものはいないのか

石井聰互改め石井岳龍監督新作。

舞台となる大学の、人口密度が薄く、
空間が閉ざされている感じや、
演劇の口調とは大きく違って聞こえる、
今の若者たちそのままの、
軽い語り口調など非常に面白いし、
次は誰がどうなるんだという緊迫感もあって、
少なからず盛り上がるのだけれど、
終盤にかけてはやや肩透かし気味。
というのも、結局のところ先の展開が、
読めるようになってしまうからだろう。
で、「あれ?」ってな印象が徐々に芽生え、
ラストには予定調和な雰囲気すら漂う。

もちろん、「狂い咲き」石井聰互の頭で見るのが、
ズレてるってことはわかっているし、
新たにやりたいことは十分伝わってくる、
それだけに複雑な気分だ。

着地点の見えているノー・フューチャー。

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