仕事をするつもり
で、結局4時頃までぐだー。
ネットで調べたら18時閉館を知って、
あわてて遅い昼飯をレトルトのカレーで代替し、
意に反して自転車で出発。
村山知義の宇宙。
ダ・ヴィンチになぞらえてる宣伝文句があったけど、
かたや気質は職人さんなのに比べて、
こなたは自意識にあふれたアーティストさんだから、
随分違うと思う。
マルチとかエネルギッシュなのはわかるけど、
かなり境界線上。
“熱い人”を要求する時代ではあったんだろうな。
演劇の方になると、苦手なので、
とんとわからなくなるというのもある。
個人的に一番いいなと感じたのは、
やっぱり童話の挿絵の時分。
展覧会が彼の本分はグラフィックデザインにありと、
結論づけてたけど、それには賛成。
もっとも、彼を最初に坩堝に落とした、
ベルリン・ダダイストたちの作品がたくさんあって、
全く予想外に、そこらへん、
ラウール・ハウスマンとかゲオルグ・グロッスとか、
クルト・シュヴィッタースのメルツ(!)とかに、
触れられたのは嬉しかった。
家に戻ってからさらに1時間半くらいぐだー、
としたあと、ようやく仕事。苦笑。